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カメットマメ知識 第36回 『ドップラー効果とは?』 その2

2016年12月7日

マイクロウェーブ式フローセンサ

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光のドップラー効果

第35回にて、音に関するドップラー効果について説明してきましたが
実は、光にもドップラー効果はあるのです。光とは電磁場の波(=電磁波)です。
私たちはこれら光の波長(または周波数)を視覚を介して色として捉えています。
目に見える光を可視光といい、長い波長側からレッド、オレンジ、イエロー、
グリーン、ブルー、インディゴ(藍色)、バイオレットと連続的なスペクトルを
色として認識しています。
可視光よりも波長が長い赤外線や波長の短い紫外線は私たちの目には
見えません。
光のドップラー効果
光を放射する物体が近づいてくるとき、その物体は青く見えます。
物体の放射する光のスペクトルが短波長にずれる現象が起こるためです
(青方偏移)。
同様に、物体が遠ざかるときは、光のスペクトルが長波長にずれて、赤く
見えます(赤方偏移)。これが光のドップラー効果です。
青方偏異

ドップラー効果を利用している動物

otome01 超音波のドップラー効果を利用している動物を知ってる?
kametto01 え~っと・・・イルカ君とコウモリ君!
前に『カメットマメ知識の第7回 超音波とは?』で少し習ったよ♪
二匹とも超音波を発射して、周りの様子を調べたり
エサを探したりするんだよね?
otome02 正解!
ところで、コウモリは口から超音波を発するんだけど
イルカはどこから超音波を発すると思う?
kametto02 口じゃないの?う~ん・・・背びれ?
otome03 残念、不正解~
正解は、おでこから発射するの!
そして跳ね返ってきた超音波を下あごの骨でキャッチするんだよ♪
kametto01 すごーい!!
・・・・・・ん?でもなんでイルカ君は超音波でエサの位置とかが分かるの?
otome01 それはね、おでこから超音波を発射し、エサに当たって
跳ね返ってきた超音波をキャッチするまでの時間から
エサまでの距離や速度方向、大きさを把握してるの。
kametto03 へ~!なるほど!

イルカ
 

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