2016年12月7日
ドップラー効果とは、観測者や音源がお互いに動いているときに 音の周波数が変化する現象のことです。 音は空気の振動で、一般的に音の高さは1秒あたりのくり返し回数を 示す「周波数」によって表され、単位にはヘルツ(Hz)が用いられます。 |
弊社のマイクロウェーブ式フローセンサや超音波式流量計にも この現象を利用しています。 |
道を歩いている時に、救急車がサイレンを鳴らして近づいてきました。 近づいてくるので音がだんだん大きくなり、同時に高い音に聞こえます。 しかし、救急車が通り過ぎたとたんに低い音に聞こえます。 これもドップラー効果の身近な例です。 何故このような事が起こるかというと、上記で説明したように 音源が近づいてくると周波数が上がり、遠ざかると周波数が下がる特性が あります。音の性質で、音の高さは周波数の高低で決まります。 低い音は周波数が低く、高い音は周波数が高くなります。 そのため、救急車が近づくとサイレンの音が高く聞こえ、遠ざかると低く 聞こえるのです。 |