2019年7月5日
かけ算や割り算は桁数を多くなると暗算するのが難しいですよね。
以前にも紹介しましたが、今回は違った速算法をいくつかご紹介します。
①10の位が等しく、1の位の和が10(十等一和)
この条件の場合は、いずれかの10の位の数に1を足したものと、
1の位同士をかけたものを並べると答えになります。
◇〇 × ◇△ = [(◇+1)×◇][〇×△]
【例】
23×27=[3×2][3×7]=621
52×58=[6×5][2×8]=3016
74×76=[8×7][4×6]=5624
②10の位の和が10、1の位が等しい(十和一等)
この条件の場合は、それぞれの10の位の数をかけたものに
1の位の数を足したものと、1の位の2乗を並べたものが
答えになります。
〇◇ × △◇ = [(〇×△)+◇][◇2]
【例】
37×77=[(3×7)+7][72]=2849
65×45=[(6×4)+5][52]=2925
③〇1×△1、〇12の計算
この場合は、10の位の数をかけたものを100の位に、
10の位を足したものを10の位にして1の位は1とする。
〇1 × △1 = [〇×△][〇+△]1
【例】
31×61=[3×6][3+6]1=1891
41×71=[4×7][4+7]1=[28+1]11=2911
512=[5×5][5+5]1=[25+1]01=2601
いかがでしたか?
暗算しようとすると難しく感じますが、この方法だと意外と簡単に
計算ができます。
みなさんも一度お試しください。