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魚を運ぶ列車

2019年6月7日

魚を運ぶ電車があるのをご存知ですか?
関西の人たちの足として活躍している近畿日本鉄道(通称:近鉄)に存在します。
筆者も某テレビ番組で紹介されているのを見て、はじめて知りました。

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参照元:https://matome.naver.jp/odai/2143131751045646701

 

この鮮魚列車は、三重県の漁港で仕入れた新鮮な海の幸を、奈良や大阪へ運ぶために、
「伊勢志摩魚行商組合連合会」の貸切車両として昭和38年9月21日から運行を開始
しました。三重県の宇治山田駅から大阪府の上本町駅の間を、日・祝を除いて毎朝
一往復運行しています。

この列車ができた発端は、通常の列車に魚を持ち込むと臭いが立ち込め他の乗客に
迷惑がかかるためです。よってこの列車は、魚介類行商人用の列車で一般の人は
乗車できません。

車内には行商人以外はほとんど乗客はおらず、新鮮な魚介類の入った発砲スチロール
や段ボールなどが積み重ねられています。

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参照元:http://meitoumiso.blog.fc2.com/blog-date-201401-5.html

 

最盛期には100人を越える利用者がありましたが、自動車利用の増加もあって最近では
半数以下に減ってしまったそうですが、今も地域の足として活躍しています。

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