ブログ　関西オートメイション株式会社

粉を扱う現場のお客様はよくご存知ですが、液と違い粉は扱いが難しいです。
流す・入れる・出す。
簡単なようで簡単ではなくノウハウが必要です。
営業職を始めた頃は、本当にお客様にいろいろ教えていただきました。

自宅でタンク設計をされているお客様に「粉タンクの内側で材料板の継ぎ目に
上から引っかかるように１ｍｍの段差があるだけでブリッジの原因になるんだよ。
だから継ぎ目の接合部の上下関係に当然気をつける必要があるんだ。
まぁ常識だけどね」とお話いただき、「へえ～なるほどなぁ」と時間も忘れて聞いていた
のを思い出します。

「レベル計が故障して困っているんだよ。」と一報いただき、直ちに現場に駆けつけると
タンクのそばにプラスチックハンマーがぶら下げてあり、タンク表面がボコボコになって
います。

どうやらこのお客様は日常的にタンク内壁の付着をハンマーで叩いて落としているようです。
（「これでは振動対策を施工したレベル計でないともたない」）と思い、お客様にご説明し施工
することで喜んでいただけるのですが、できればタンクを叩かない方法がいいですよね。