2018年4月6日
あるコーヒー専門店での出来事です。
店内は6割程度、席が埋まっている状態で子供を連れたお母さんや高校生、
仕事の途中に立ち寄ったと思われるサラリーマンなどがコーヒーを楽しんでいました。
男子高校生グループの近くの席に座る2~3歳ぐらいの子供がグズり始めます。
お母さんがあやしても泣き止んでではくれません。
周囲の大人すべてが子供に対して寛容だとは限りません。
体格のいい男子高校生グループは子供がグズり出すと、そちらの方をチラチラと見て、
何かを話し合っているように見えます。「うるせえな~、静かにしろよ!」と話し合って
いるのでしょうか?
すると男子高校生の1人が子供のお母さんに向かってこう声をかけたのです。
「元気な子ですね。名前はなんていうんですか?」お母さんが笑顔で名前を教えると
子供をあやし始めた高校生、その様子を見ていた他の高校生も同じように子供に
語りかけています。
子供はほどなくして泣き止み、男子高校生たちは何事も無かったかのように勉強に
戻りました。そして周囲の雰囲気は心なしか柔らかなものに変わっていったといいます。
飲食店だけでなく、飛行機や電車でも「子供がうるさい!」とトラブルになるケースは
少なくありません。もちろん親がきちんとケアすることは大切ですが、いつもと違う
環境に子供がグズッてしまうのはある意味仕方のないことです。
そんな時この高校生グループのように笑顔で対応してくれたら、お母さんはどれほど
安心することでしょう!
この高校生のような振る舞いを多くの大人が見習うべきなのではないかと感じされられる
出来事です。