2018年6月1日
日本語には数多く略語がありますが、略し方にもさまざまなパターンがあります。
一般的には最後まで言わない略し方が多いと思います。日本語は4文字までが
一番安定して長い言葉はどんどん略してしまいます。
【単純なのは前から後ろを略すパターン】
後ろを略す:チョコレート → チョコ
前を略す:アルバイト → バイト
ドイツ語の「働く」が語源で、最初は「アルバイ」という略され方もあったようです。
【長い言葉が二つ以上合わさっているパターン】
パーソナル・コンピューター → パソコン
これはそれぞれの頭をとって、かつ「長音(-)」も省略、このパターンは結構多いです。
【漢語を複数組み合わせたパターン】
自動販売機 → 自販機
「自動」は最初の文字だけ採用。「販売機」は逆に真ん中の字を抜いています。
【真ん中を略す(中略)パターン】
警察官 → 警官
ビードロ玉 → ビー玉
ローマ字の頭文字で表す略語も増えました。
すっかり定着している「NG」は和製英語の「No good」からきているので
英語では通じません。
略語の元はなんだろうと考えてみるのもなかなか面白いとは思いませんか?