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感覚を操る

2017年1月6日

ふと思いました。
営業って相手の感覚を操る事が求められる仕事だなぁっと。

商品の特徴や良さを説明する時、お客様の感覚を捉え、上手な例え話でお客様の感覚を操る人は
営業力も高い気がします。

例えば1mmを感覚的にどう捉えるか?言葉で1mmと出した時、そのお客様は厚みでいうと薄い
感じるのか?厚いと感じるのか?長さなら短いと感じるのか?長いと感じるのか?

それは、そのお客様が日ごろ関わっているお仕事の内容で随分違ってきますが、いずれにしても
感覚的に捉えられていますよね?
しかし、日ごろ関わらない人は相手の言葉で感覚が操られると思いませんか?

当社の回転式レベルスイッチの標準の羽根の厚みは1.5mmです。これだけを聞くと薄くて弱いと
思うかもしれません。しかし、10円玉の厚みも1.5mmで手の力では曲げれませんよね?と話すと
「そうだな!」と感じないですか?
しかし、ここで面積には触れてないわけですが・・・・。
ひとつの目安としてお客様は感じていただけると思います。

羽根 10円玉

操るという言葉はだましているみたいで良くない表現かもしれません。
ただ、表現で同じものが違ってくると言いたかったのです。

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