2018年4月20日
DC4~20mAのような電流信号を用いるメリットは以下が挙げられます。 |
1.ノイズの影響を受けにくい 2.伝送線抵抗の影響がない 3.1~5V入力機器への信号変換が容易 4.2線伝送方式センサが可能 |
なぜDC0~20mAでなく、DC4~20mAが使われている理由は、故障や信号線の 断線による無信号状態と、信号値ゼロの状態を区別するためです。 また、4mA以下の信号を使って増幅回路を働かせることにより、2線式発信器を 作ることができます。 |
これらDC1~5V、DC4~20mAの伝送信号を用いて、さまざまな機器(負荷)を 接続する場合の配線について紹介します。 |
DC1~5V信号の場合は、下図のような並列接続になります。 |
DC4~20mA信号の場合は、下図のような直列接続になります。 |
直列接続の場合は、並列接続とは異なり、端子の極性があります。 信号源の+から-まで電流がながれる経路を考慮し配線しないといけません。 つまり、各機器の端子を流れる電流の上流側を+、下流側を-とします。 |
DC4~20mAの出力信号線を使って電源を供給する方式です。 弊社取扱製品の中でもこの方式を採用しているものがあります。 |