2017年5月12日
営業をやる限りどんな業種でも商品説明をしますよね。例えば、テレビの通販で
「見て下さい!この包丁の切れ味!」とトマトをスラリと切って見せます。
お客様はそれを見て「すごい!」と思って思わず買ってしまうわけです。
同じ包丁でも写真で見せて文章でトマトが崩れずスラリと切れますと表現して
果たして売れるでしょうか?難しいですよね。
よく見る焦げ付かないフライパンも同じで実演で凄いと思わせるところがミソです。
では、どんな業種でも同じように実演できるかと言うとそうもいかないです。
ではどうすればいいか?
これはもう言葉でリアリティをもたせるしかありません。
それは言葉でお客様に想像していただく事、その想像が自分の想像と合っている事が
重要になります。
例えば、レベル計と普段接しないお客様に弊社の回転式(パドル式)レベル計を説明
する時、「モーターで羽根を回転させて・・・」と言うとお客様は扇風機を想像されて
羽根が高速で回転すると考えてしまいます。
そこで、言葉では「1分間に1回転というパドルをじっと見ないと動いてるかわからない
くらいの回転です」という説明が必要になりますし、言葉も「ゆ~~くり」と表現した方が
より効果的になります。
後になって「こう表現すればよかった」と思う事も多々あります。これも経験ですよね。