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カメットマメ知識 第51回 『ノギスとは?』

2017年7月14日

デジタルノギス

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ノギスとは?

ノギスとは、スケールとパスが一体化しており、長さを100分の5mmまで測定する
ことができる測定器です。物体の外側、内側、深さ、段差が測定できます。
ドイツ語でノニウス(Nonius)、英語でバーニヤキャリパー(Vernier callipers)
と言い、日本ではドイツ語のノニウスが訛ってノギスと呼ばれるようになりました。
機械加工現場では非常に多く使われています。

ノギスの種類

名称/イメージ 特 長
バーニヤノギス 最もスタンダードなアナログノギスです。
主尺と副尺の目盛から値を読み取り、最小読み取り
値が0.05mmのものが一般的です。
バーニヤノギス
ダイヤルノギス 本尺に微小のラックを、ダイヤル裏にピニオンが
付いており、ジョウの動きをダイヤルで読み取る
仕組みである。
ダイヤルノギス
デジタルノギス 測定結果を数値で表示するノギス。
絶対位置を測定するもの(アブソリュート)、
パルスを積算して相対位置を求めるもの
(インクリメンタル)に分けられる。
デジタルノギス

 

ノギスの使い方

各部を使用して4種類の測定が可能です。
各部名称
No. 名称 測定箇所 イメージ
1  ジョウ 外側測定 kasho-01
2  クチバシ 内側測定
3  止めネジ
4  主 尺 段差測定 kasho-02
5  副 尺
6  デプスバー 深さ測定 kasho-03
yomi 【目盛の見方】
1.副尺の0点が指す主尺の値を読む。
2.副尺と主尺の目盛りが一致する副尺の値を読む。
この値が0.1の位を表す 。
3.1と2の値を足す。

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