2022年9月16日
融点が334℃と非常に高温なため、耐熱性に優れた熱可塑性樹脂です。
酸やアルカリ、有機溶媒にも耐性があります。
ただし、濃度が高い場合は注意が必要です。
物質が脆くなり、壊れてしまうことに対して抵抗力を持つ靭性や、外部からの衝撃へ耐性が非常に高い性能があります。 引張強度は90MPa以上、引張弾性率は3000MPa以上、伸び率は25%
燃えにくく、燃焼時の煙や有毒ガスなどの発生が他の素材と比べて少量
ガラス繊維が強化されているため、曲げたりねじりの力を加えても形が変形しづらくなる剛性や、耐クリープ性という耐性を持っています。形が変わりにくい物であるため、寸法精度が上がる利点があるグレードです。
カーボン繊維をより強化させたもので、ガラス繊維強化グレード以上に剛性を持つことができ、性能も似通っています。熱伝導率が約3倍以上あるため、熱を早く放散させることが可能です。よって、静電気対策に使われるケースが多くあります。
機能性を付け加えるために使われることが多い炭素繊維やPTFE(四フッ化エチレン)という化学物質を充填したもので、滑らかさがあり、耐摩耗性もより向上します。
当社取扱製品の構成部品でもPEEKは使用されています。
レーダー式レベルメータ | 小型静電容量式レベルスイッチ |