2016年12月7日
静電気はふたつの物体が摩擦や衝突することで、軌道を外れた電子はどちらか 一方の物質に移動し、片方は電子が多い状態(-の電荷)、もう片方は電子が 少ない状態(+の電荷)になります。そして接触したふたつの物体が離れるとき 表面に残った部分が静電気になります。 |
ある材料が正へ帯電するか、負に帯電するかは、その材料を接触したほかの 材料で決まります。 ・正極性側にある物質と負極性側にある物質を接触させると前者は正極性に、 後者は負極性に帯電します。 ・位置の近い物質同士では帯電量は少なく、離れた物質同士では、多くなる 傾向があります。 |
たとえば、子供のころ、髪の毛と下敷きをこすり合わせ髪の毛を逆立てて 遊んだことはありませんか?あれは静電気のしわざです。 髪の毛が(+)に下敷きが (-)にそれぞれ帯電していることになります。そして、 こする回数が多いと反復により電荷のレベルが増大し効果が大きくなります。 |
服の組合せによって、静電気の起き方が変わります。下記の素材の 表は左に行くほど「+」に帯電しやすく、右に行くほど「-」に帯電 しやすくなります。 よって、この図の内、近い素材の組合せを選べば静電気が起きにくく、 遠い組合せを選べば、起き易くなります。 |
同じ環境であっても、静電気の起き易い人、起きにくい人がいます。 この違いの原因は主に血液内のPH(ペーハー)によるものです。 血液が酸性になると「-」電気を保持できなくなり、静電気が起こり 易くなります。よって、血液をアルカリ性に保つ事が重要です。 血液をアルカリ性に保つためには、 ・カルシウム(Ca) ・マグネシウム(Mg) ・ナトリウム(Na) ・カリウム(K) の摂取が有効です。 |