分類 |
特長 |
ギヤードモーター |
モーターとギヤボックスが一体となっているもの。
規格内であればモーターとギヤボックスの組み合わせ
は自由。平歯車、遊星ギヤ、ウォームギヤなどがあり、
モーター回転軸に対して平行軸、同心軸、直交軸など
になる。 |
ACインダクションモーター |
一般的な交流モータ(扇風機など)。
可変的な速度制御は難しい(速度制御の場合:速度
可変、逆転可能な種類を選ぶ必要がある)。大型あり。 |
ACシンクロナスモーター |
交流電源の周期に同調し一定速で回転する。
仕組みはステッピングモータに似ている。 |
DCブラシモーター |
一般的なDCモータで、制御が容易。
そのままバッテリーと接続できる。回転部分にコイル、
外側を永久磁石が囲んでいる構造。回転部分に電気を
伝える部品(ブラシ)が摩耗するため寿命に影響する
(要メンテナンス)。
その部分を改良したのが以下のブラシレスモータ。 |
DCブラシレスモーター |
回転部分に永久磁石、外側にコイルを配置することで、
回転部分に電気を伝えなくていい構造。
摩耗部品(ブラシ/回転する電気接点)がないため、
メンテナンスフリー(ACモータの利点に近い)。
回転効率大。ドライバ/制御回路が必要。 |
DCコアレスモーター |
モーター内部に鉄心がなく軽量。
軽量なため急な加速/減速ができる。
回転効率大。主に小型用。 |
ステッピングモーター
(AC/DC) |
360度を1.8度ずつステップさせながら回転可能
(1ステップ:0.72度のものもある)。
ステップ数で制御できるので正確な角度や回転数
が実現できる(デジタル制御向き)。
ステップしながら回転するので、カタカタ振動する。
振動の対処法としてマイクロステッピング法があり、
1ステップの角度をより細かくし振動を押さえたり
滑らかに回転させる。負荷が大きいと脱調(回転の
ずれや空回り)することがある。
ドライバ/制御回路が必要(4~6線ある)。 |
サーボモーター(AC/DC) |
回転を検出する部品が取り付けてあるため、フィード
バックすることで回転数や角度指定ができる。
ラジコンのステアリングやロボットなどに用いられて
いる。制御回路が必要。比較的制御は簡単。 |
振動モーター |
携帯電話のバイブレータ機能に使われている小型な
モーター(偏心錘が回転することで振動する)。 |