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カメットマメ知識 第31回 『リードスイッチとは?』

2016年12月6日

リードスイッチ

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リードスイッチとは?

リードスイッチは、小さなガラス管の中に、2本の金属板が重なり合う位置で、
隙間を空けながら封入されています。ガラス管の中には接点の活性化を防ぐ
ために窒素ガスが封入され、信頼性の向上と長寿命化がはかられています。
ガラスやセメントのような「炉中でつくる製品」をも含めます。
当社のフロートスイッチの接点などで、このリードスイッチを利用しています。
リードスイッチ外観

 

リードスイッチの動作原理

リードスイッチにリードの軸方向に磁界を外部から加えるとリードが磁化され、
相対した自由端が互いに吸収し合い接触して回路を閉ざすことができます。
また、磁界を消去すればリードの弾性により回路を開くことができます。
リードスイッチの動作原理

リードスイッチの特長

小型軽量
小型軽量なので機器のコンパクト化に適します。
耐環境性
接点部が不活性ガス(窒素ガス)と共にガラス管内に封入されているため、
大気中のガス・ほこりなどの影響を受けません。
長寿命
構造が単純で、動作は全く摺動を伴わないため、機械的摩擦がなく、長寿命です。

 

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