カメットマメ知識第26回『マンセル表色系とは？』

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2016年12月2日

アメリカのマンセル（1858～1918）により創案された色を定量的に表す体系で
ある表色系のひとつ。
色彩を色の三属性（色相、明度、彩度）によって数字・記号で表現されます。
当社レベルセンサのケースなどに塗装される塗料もこのマンセル表色系の
記号をもとに調色されているものがあります。

色の様相の相違である。
赤（Ｒ）、黄（Ｙ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）、紫（Ｐ）の基本５色相と、
その中間色相の黄赤（ＹＲ）、黄緑（ＧＹ）、青緑（ＢＧ）、青紫（ＰＢ）、
赤紫（ＲＰ）を時計回りに置いて計１０色相とし、各色相を更に１０等分
して１０色相とする。

明度は色の明るさを意味する。
１００％光を反射する理想的な最高明度の白を１０、１００％光を吸収する
理想的な最低明度の黒を０とし、その間を９段階に均等に分け、計１１段階に
分割して番号を付ける。

彩度は色の鮮やかさを意味する。
色のない無彩を0として色の鮮やかさの度合いにより数字を大きくしていく。

有彩色は、色相明度／彩度で表し、無彩色はN明度で表す。
（例）
色相が5B、明度が8、彩度が4の場合：5B8/4
明度が6の灰色（無彩色）の場合：N6

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