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カメットマメ知識 第25回 『焼付塗装とは?』

2016年12月2日

シャンパンゴールド

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焼付塗装とは?

焼付塗装(金属塗装)とは、金属パーツや金属部品等に強度の塗装をする
方法の一つで、主に鉄・アルミ・ステンレス・真鍮・亜鉛ダイキャスト・アルミ
ダイキャストなどの金属に対して140℃~200℃の温度で焼付乾燥します。
当社製品の大半のケース部分に施工されています。
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焼付塗装の工程

1.脱脂:商品の表面の油分を落とし焼付け塗装が付きやすいようにします。
2.下塗:一度下塗りをし、下地の色を入れます。
3.下塗乾燥:乾燥炉で熱し乾燥させて下塗りを定着させます。
4.上塗:最終の塗装です。2度塗りする事により色を沈着し強い塗膜で
  長持ちするようにします。
5.上塗乾燥:最後にもう一度、乾燥炉で熱し乾燥させて上塗りを定着させます。
6.完成

 

塗料の種類

塗料名 特長
 メラミン樹脂塗料  主に内装品、弱電部品に使用。身近な例では事務用机、
 ロッカー、金属製棚など。当社のケーシングの塗装は
 この塗料を使用しています。
 アクリル樹脂塗料  各性能とも非常に優れた塗膜で、主に外装品に使用。
 アルミサッシ、金属製パネルにはよく使われています。
 フッ素樹脂塗料  超耐候性塗料、化学的性質にも優れ長期耐用を必要
 とする箇所へ使用。金属製外装パネルに多用。
 シリコン樹脂塗料  アルミ、ステンレスに下塗り無しで密着し乾燥温度も
 低いのが特長でプラスチックの組合わさった製品の
 塗装に適しています。

 

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