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カメットマメ知識 第3回 『めっきとは?』

2016年11月22日

三価クロメート

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めっきとは?

金属や樹脂など非金属の表面に銅・ニッケル・クロム・金などの金属の密着性のある
薄い皮膜を素材に施す技術です。
メッキ

 

めっきの語源

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と変化したと言われており、”めっき”という言葉は外来語ではなく日本語です。
英語では”Plating”です。

 

めっきの歴史

めっきの歴史は古く、古代エジプトの女王のネックレス等に金メッキがされていた
という記録もあります。
日本のめっきの歴史は奈良に都を移した710年頃、仏像に金メッキが施されたのが
始まりで、 794年奈良の大仏に金メッキを施されました。 この頃のメッキは今日の
電気メッキとは異なり、金を水銀で溶かし、仏像に塗布し炭火であぶり、 水銀を蒸発
させ、金を残す方法です。

 

めっきの種類

めっきの種類 特徴
 電気めっき  電気エネルギーを利用して地金属に他の金属の皮膜をつくる。
 無電解めっき  化学変化を利用して地金属に他の金属の皮膜をつくる。
 溶融めっき  地金属を溶融金属中に浸して金属の皮膜をつくる。
 蒸着めっき  地金属に他の金属の蒸気を吹き付けて皮膜をつくる。
 拡散浸透めっき  地金属に他の溶融金属の粉霧を吹き付けて皮膜をつくる。
 金属溶射  放電によって金属皮膜をつくる。

 

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