電磁流量計とは?
測定原理
電磁流量計は、ファラデーの法則を利用して液体の流量を測定します。
電磁流量計内部には、次回を発生する電磁コイルと起電力を捉える電極があり、
ファラデーの法則では、液体が流れている測定管に対し、垂直に磁界を加えると
管内の液体が磁界を横切るので、液体の平均流速V×磁束密度Bに比例した起電力E
が発生します。これを取り出して平均流速を求めています。
メリット
- 液体の粘度・温度・圧力・密度に影響を受けない。
- 配管内に障害物が無く、圧力損失がない。
- 気泡や浮遊粒子を含む液体の検出が可能。
- 駆動部が無く、メンテナンスが容易。
デメリット
- 導電性の液体でなければ測定できない。
- 直管部(上流側に配管径の5倍)が必要