バグフィルターとは?
バグフィルターとは、集塵機に取付ける袋状のフィルターのことを言います。
または、このフィルターを用いた方式の集塵機自体のことを指し、主に排ガスの
処理に用いられることが多いです。
フィルターの素材には、コットン、ナイロン、金属繊維、ガラス繊維などがあります。
弊社の取扱製品であるダストモニターは、このバグフィルターの性能監視のためにも
活用されています。
バグフィルターの構造
バグフィルタの内部は筒状のろ布が多数設置 されており、処理ガスが入口から入り、 ガス中に含まれるばいじんがろ布に付着し、 清浄なガスが出口から排出されます。 |
ばいじんの払い落し
ろ布に圧縮エアを瞬間的に噴射することで、パルスジェット気流をつくり出し、
ろ布の表面に堆積したばいじんを払い落とします。
バグフィルターの用途
- 粉体の捕集
- 乾燥機の排気
- 粉砕品の回収
- 空気輸送の気抜き
- 局所集じん
ダストモニターの活用
弊社ダストモニターをバグフィルターの出口に設置し、出口から排出されるガスの
ばいじん濃度を監視します。上記のパルスジェット時に、ろ布に異常があると、
瞬間的にばいじん濃度が急激に上昇します。
この現象によりろ布の初期異常を検知することができます。