レベルスイッチについて
回転式レベルスイッチ
- Q1
- 伸縮シャフトの8BAタイプは長いシャフトを選択できますが、下限検出に使用できますか?
8BA型は上限検出専用です。
縦取り付けで下限検出の場合は8BS型や15BL型を選定してください。
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- Q2
- 標準の8B型本体にアジャスターを取り付けても問題ないですか?
取り付けてはいけません。
8BAタイプは垂直で使用するためにシャフト部に抜け(落下)防止対策が施されています。
8Bタイプは横取り付け専用ですので垂直取り付けでのご使用は避けてください。
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- Q3
- NM-8BS型はスライドフランジですが、長い保護管タイプを購入してサイロの中心のレベル検出に使用可能ですか?
横取り付けの場合はフランジ下寸法は500㎜以内でご使用ください。
比重によっては500㎜以下でも変形する場合があります。500㎜以上の長い保護管タイプは垂直取り付けでご使用ください。
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- Q4
- 投入口の真下で使用していたら、モーターは動いているのですが羽根が回らなくなりました。 故障でしょうか?
頻繁にクラッチが動作するためクラッチ部が破損したと思われます。
クラッチ部を強化した特殊クラッチ付内機ユニットがありますので、こちらのタイプに交換してみて下さい。
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- Q5
- シャフトが常時回転しているので、万一ナットが緩んだ時に羽根が脱落しないか心配です。
強力なダブルナット固定方法ですが、定期的に点検を行ってください。
羽根はM8の袋ナット形状で製造されています。モーターは時計回りで締まる方向に回転していますのでゆるみ難くなっていますが、定期的に点検を行ってください。
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マイクロウェーブ式レベルスイッチ
- Q1
- MWS2を設置しましたがうまく受信しなくて、赤ランプ(BLOCK)が点灯するのですが、何が原因でしょうか?
送・受波器双方の電線取出口は同一方向になっていますか?
異なった向きで取付けるとマイクロ波を受信することができません。
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製作可能です。
外径φ60で全長が17.5㎜の製品も取り揃えています。
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ヨコ型フロートスイッチ
- Q1
- KF-200・KFG-200型の特長を教えて下さい。
フロートの端に取付けた磁石が隔壁で完全に遮断されたケース内の磁力との相互磁力作用により接点動作します。
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- Q2
- KF-200型シリーズの耐圧力を教えて下さい。
耐圧能力はKF-205型が高く、最大1780K Paの圧力で使用可能です。
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- Q3
- KF-200型シリーズ高温使用の耐熱温度を教えて下さい。
KF-205TF型でMax.250℃です。
耐熱能力はKF-205TF型が高く、最大250℃の温度で使用可能です。
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KF-207F型を使用すれば垂直取付が可能です。
浮力確保のため使用するフロートサイズはφ40×200Lになります。
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- Q5
- KF-207型を使用していますが、取付ノズル内側にフロートが当たります。何か対策はありませんか?
KF-207型は基本的に75㎜以下の取付ノズルでご使用願います。
75mm以上の取付ノズルで使用を検討される際は、特殊仕様で支点パイプを長くするタイプも製作できますので、まずは当社営業担当者にご相談下さい。
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タテ型フロートスイッチ
- Q1
- KF-300型を先日購入したが、検出位置の変更をしたい。ユーザー側で変更する事は可能ですか?
基本的にはお勧めできません。
当社へ発送頂き改造するのが確実です。
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多点式ボールフロートスイッチ
- Q2
- フロートが破損した際にタンク内部に有害物質が流出する事はありませんか?
KF-805N型のフロートには水銀等の有害物質は使用していません。
内部は鉄製のウエイトとマイクロスイッチを組み込んだ構造です。
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- Q3
- KF-805N型の選定時の注意事項を教えて下さい。
ウエイト部分はアンカーになりますので、容器の底に届くように全長の寸法を御指定下さい。
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ダイヤフラム式レベルスイッチ
使用できません。
密閉容器で投入中に容器内部に圧力が加わると検出(ON)動作してしまいます。
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- Q2
- 金属製のダイヤフラムを使用した機種はありませんか?
特殊仕様でダイヤフラムをステンレスで製作が可能です。
形状が変わりますので、弊社営業担当者にお問合せ願います。
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電極式レベルスイッチ
- Q1
- 御社のKF600型のみでレベル検出できるのですか?
検出できません。
KF600シリーズは検出部のみです。
別途オムロン社製の61Fシリーズ等の増幅部をご用意下さい。
61Fシリーズは多数の機種が販売されているため、弊社では1点につき61F-GPNを1個使用して頂くように推奨しています。例)KF-660N-4使用時は61F-GPNを3個使用して3接点出力します。
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静電容量式レベルスイッチ
- Q1
- 台風の後、タンク内は空杯ですが、静電容量式レベルスイッチは常時検出(ON)状態になっています。何が原因ですか?
カバーを開けて裏側の検査印を確認して下さい。
左のハンコは印刷ですが右のハンコは水性インクを使用しています。滲んだり、流れて消えてしまっている場合は雨水が浸入した可能性があります。
静電容量式レベルスイッチの保護等級はIP-67ですので、浸入経路は外部接続部分の電線口周囲からの浸水が考えられます。
水が入った場合は、分解清掃・検査が必要ですので弊社に一旦ご返却願います。
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- Q2
- 分離型の静電容量式レベルスイッチのケーブルを短く加工して感度調整を行いましたが、動作しなくなりました。ケーブルを切断したらいけませんか?
分離ケーブルは電極の一部です。
製品出荷後にケーブルを短縮するとアンプ部との調整値が変わり検出しなくなります。
一旦ご返却して頂き、弊社で再調整する事が最適ですが、取扱説明書に仮調整方法が記載してありますので客先殿で調整可能です。(ヒステリシスが大きくなる場合がありますのでご注意下さい。)
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- Q3
- 容器にバイブレーターやノッカー等の振動を加えると信号がON⇔OFFチャタリングしてしまうのですが?
容器の振動で内部の素子が断線している可能性があります。
一旦ご返却頂ければ迅速に調査点検・修理対応します。
振動がある場合にはアンプ分離型(振動大)やアンプ樹脂モールド仕様(振動小)で対応可能です。
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- Q4
- 硫酸などのステンレスが溶けてしまう液体に静電容量式レベルスイッチは使用できないでしょうか?
接液部分が全てテフロンで保護されたタイプの電極で対応可能です。
また、配管途中に取付け可能なパイプライン型でも同様の接液部テフロン仕様がご用意できます。
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振動式レベルスイッチ
- Q1
- 振動ロッドに付着すると常時検出(ON)状態になるのですが?
振動式レベル計は低見掛比重の検出に優れたレベルスイッチです。
検出原理上、高感度設定時は振動復帰能力が低下します。
この事から、振動復帰動作が不安定な場合は見掛比重が高い場合があります。
一般感度や低感度などの低い感度に一旦変更して動作確認してみて下さい。
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- Q2
- 振動ロッドが変形しました。何か対策方法はありますか?
耐荷重型振動ロッド採用のKVA型ロッドに交換する事で、ロッド先端耐荷重は静荷重で50kgになります。
注意事項として、振動式レベルスイッチは低比重測定物に最適なレベルスイッチですので、荷重が予想される測定物には他方式のレベルスイッチを使用された方が最適な場合があります。弊社営業担当者にご相談ください。
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- Q3
- ケース内部に水が侵入した形跡がありますが、浸入経路はわかりますか?
KVシリーズの保護等級はIP-67です。
カバーを4箇所のビスで固定する構造ですので、対角線状に均等な力で絞めていかないとカバーを片寄って締めてしまう事があります。ご注意ください。
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- Q4
- 振動ロッドがパイプ形状なので取付角度は360°どの方向でも良いのでしょうか?
振動ロッド取付ネジ部の六角部分に矢印(↑)刻印があります。
この↑刻印が垂直方向でケースの電線取出口が下向きになるように取付けて下さい。
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可能です。
弊社の振動式レベルスイッチシリーズは接粉面の加工は溶接接合で製作 しています。
そのため、一切つなぎ目や隙間のない構造になっていますので圧力容器に最適です。
コンタミネーション防止やカビ発生の抑制効果などの観点から食品関係の容器にも最適です。
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レベルメータについて
静電容量式レベルメータ
使用可能です。
静電容量式は付着しやすい絶縁性測定物に最適です。
電極と壁面の間の静電容量変化を測定していますので、たとえ電極のまわりに付着しても静電容量の増加自体はわずかで、指示に影響を与えません。
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- Q2
- 超音波や電波式などの非接触方式と比較した場合の特長を教えて下さい。
一番の特長は接触式+アナログ回路で得られる信頼性です。
電極が測定物に埋没して変化した静電容量値を直接検出しますので非接触方式に比べると確実な信号入力です。
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- Q3
- 超音波や電波方式が使用出来ないような高温の容器内でも使用出来ますか?
可能です。
特に絶縁性測定物の場合は、絶縁被覆を使用せずに耐熱温度を上げる事が可能です。
他機種では高熱によりテフロン材が持たない樹脂ペレット製造プラントなどに最適です。
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サウンジング式レベルメータ
KSLシリーズはこれまで現場担当者が、ロープを垂らしてサイロ内部の残量を検尺している現場に最適です。
動作原理も同様で、測定ボタンを押すと自動で測定尺が下がり、測定面に到達したら、元の位置に戻りますので安全で外部からの異物の混入の心配もありません。面倒な調整もありません。
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測定尺は安全を考えて2年又は10万回測定毎に交換を推奨しています。
本体内部の動作回路は、汎用品のリレーとタイマーの組合せで構成されていますので、現場の電気担当者様が容易に保守・点検できます。
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- Q3
- 測定中、カチ・カチと動作音が聞こえますが、何の音ですか?
測定尺が降りて行く時に10cm毎に1回リレーがカウントする時に発生する音です。
回数を数えると簡単に現在のレベルが分かります。例として20回カチカチ音がすれば2m下に粉面がある事になります。
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- Q4
- レベル測定をしたいサイロが多数あるが、予算を抑えたい。何かいい方法ありませんか?
KSL-DS8型コントローラーをご使用下さい。
8台の検出器を接続できますので、低コストで多数のサイロのレベル監視が可能です。(4台のKSLシリーズが接続可能なKSL-DS4型コントローラーもございます。)
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測定尺が降下している時に原料を投入したため、埋没した可能性があります。
その状態のまま放置して下さい。
原料が減って埋没が解消されたら、自動的に巻上完了位置に戻り正常状態に復帰します。
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フロート式レベルメータ
調整不要で取扱が容易な製品です。
下端にフロート(浮き)が下がっていれば0%、上端までフロートが上がっていれば100%です。
超音波式が苦手な泡があっても確実に水面に浮き、実液レベルを測定します。
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- Q2
- タンク内に攪拌羽根が付いていますが使用可能ですか?
防波管を使用して頂ければ使用可能です。
弊社でもオプションで製作可能です。
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接液部テフロン仕様を選定すれば、問題なく使用可能です。
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レーダー式レベルメータ(FMCW方式)
使用可能です。
εs =2.0~の高温アスファルトなどの油や、水分の少ない砂利などで納入実績がございます。
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- Q2
- 設定や調整などユーザー側で簡単にできますか?
設定方法はオプションの大型液晶パネルを使用した日本語対話入力方式ですので簡単に調整可能です。
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可能です。
20m粉体サイロなどに多数納入しています。
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- Q4
- 現在使用中の超音波式で液面に泡が出ると測定不能になりますが、泡があっても使用可能ですか?
使用可能です。
泡自体は比誘電率が小さく、マイクロ波が透過しますので超音波式が使用できない液面でも使用可能です。
(注:導電性で密度の高い微細な泡の場合は泡の表面レベルを検出する場合があります。)
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- Q5
- 攪拌羽根が何枚もある容器ですが使用可能ですか?
使用可能です。
初期調整時に容器内部の障害物の反射を記憶する事で対応可能です。
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超音波式レベルメータ
粉体で測定範囲が20mなどの長距離はREFLEX型、7mぐらいの短距離はMULTIFLEX型、液体専用で10m以下がMINIFLEX LR型、 8m以下でコントローラ一体型がMICROFLEX・LU83型、5m以下短距離用がLU20型になります。
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- Q2
- 超音波レベル計の設置について注意する点はありますか?
超音波の発信面はノズルの内部に入れずに容器天板の内側に10㎜程度露出するように取付けて下さい。
また、容器の底がコーン形状で平面が無かったり、天板が球状の場合は乱反射の発生により、測定不能になる場合があります。弊社営業担当者にお問合せ下さい。
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- Q3
- 超音波レベル計の設定について注意する点はありますか?
不感帯(デッドバンド)は長めの値に設定して下さい。
不感帯領域内部に測定面が入ると測定不能になりますので、無理な投入によるレベル上昇は避けて下さい。
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- Q4
- 超音波レベル計の測定物について注意する点はありますか?
液体用超音波レベル計は水面に泡やビーズ状の浮遊物があると乱反射が発生し、測定不能になる場合がありますので弊社営業担当者にお問合せ下さい。
また、発信面の真下近くで攪拌羽根が停止した場合も測定できません。
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レーザー式レベルメータ
配管の入り組んだ場所や危険な液体(有色)など、測定面が見えるところならガラス越しで簡単に測定可能です。
また、傾斜のある面でもピンポイントで測定可能です。
取付ノズルを付ければ不感帯0mmが可能です。
レーザーレンジL型が10m以上の長距離用、S型が10m以内の短距離用になります。
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コンベア周辺機器について
コンベア周辺機器
- Q1
- コンベア非常停止スイッチの簡単な動作原理を教えて下さい。
ワイヤーを任意の場所から引っ張ることによって、シャフトに設けられたラチェット機構及びバネにて確実にカムを操作させて接点動作を行い、復帰レバーを操作するまで接点動作を保持します。
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- Q2
- 1台のKP-850型非常停止スイッチで何mまでの長さのコンベアに対応可能ですか?
左右50mX2本で100mまで可能です。
ロープを引く抵抗を減らすためにロープ保持部分に滑車をご使用下さい。
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- Q3
- コンベア上の石炭の流れ検出に使用できるスイッチはありますか?
耐圧防爆構造(d2G4)のKPG-840型が可燃性粉じんの発生する危険場所で使用可能です。
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チルト式レベルスイッチ
- Q1
- TC-3型チルトスイッチを取付ける際の注意点を教えてください。
チルトスイッチシリーズは、測定物の投入時にできる安息角(山形状)の側面に当たるように本体を設置する必要があります。
あまり山の頂点近くに設置すると、本体が埋まってしまいますので設置場所にご注意下さい。
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- Q2
- 配線しようとしましたが、手持ちの工具(六角レンチ)に合うサイズがありませんでした。特殊なネジを使用しているのですか?
TC-3型チルトスイッチの本体ねじはインチ規格(3/16)のキャップスクリューボルトを採用しています。
お持ちでない場合は本体注文時に、六角レンチも一緒に注文してください。
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ダストモニターについて
エレクトロダイナミック方式ダストモニター
- Q1
- 現在、工場の煙突に既設で貴社と同様の電極タイプのばいじん計使用していますが、電極を清掃しないと指示値が下がります。貴社のエレクトロダイナミック方式ダストモニターは大丈夫ですか?
お客様の現在ご使用のばいじん計は摩擦電荷を検出するトリボ方式だと思われます。
当社のダストモニターはトリボ方式では無く独自の測定原理の「エレクトロダイナミック方式」ですので付着の影響は受けません。
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当社のダストモニターは大型LCD表示+日本語入力方式ですので、対話方式で項目を選び数値入力していけば容易に設定できます。
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- Q3
- バグフィルターの出口にVIEW370型を使用していますが、定期的に微小なダスト信号が出ます。ノイズが原因ですか?
ノイズではありません。
バグフィルターには目詰まり防止のために定期的にクリーニングパルス(逆洗浄パルス)を自動的に行っています。
その際に瞬間的に漏れたばいじんを検出します。
漏れ自体は一瞬ですので平均化すると環境基準値以下のばいじん量になります。
また、フィルターの破損初期状態ではこの微小な漏れが増加する傾向があります。通常時のピーク点を把握しておくとフィルター保守管理に最適です。
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- Q4
- 手分析値を入力して校正しましたが、校正後実施した手分析値と若干のずれがあります。原因は何でしょうか?
これは正常動作内容です。
手分析は煙道にΓ型吸引パイプを差込みばいじんを等速吸引して重量を測定します。
測定場所はパイプ先端の吸入口なので点測定です。
ダストモニターシリーズは煙道の中心まで電極を挿入し、半径を直線的に測定しています。
点測定ではなく線で測定しますので手分析より詳細なダスト検出が可能です。
そのため、手分析値と比較した場合は変動する事があります。手分析値数回の平均値を校正に使用して下さい。
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- Q5
- センサの取付場所に関しての注意点を教えてください。
ダスト分布が平均していて流れが直線的なところが最良な取付場所です。
曲折部や障害物がある場所ではなく、センサの上流および下流側に少なくてもダクト径の3倍以上の直管部が必要です。
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弊社独自の特殊プローブを使用することで測定可能です。
他に温度が低く水分の多いガスのばいじん測定やカーボン粉体測定、常温でのシュレッダーダスト吸引等の経路に多数納入実績がございます。
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- Q7
- 出荷前に貴社にて感度調整して頂く事はできますか?
ダストモニターシリーズは使用するダクトに設置後に手分析校正する事で正確なばいじん質量を出力します。
電極の長さやダクト形状・径・ダストの物性によって検出信号に差が生じます。そのため、製品出荷前に感度調整を行う事はできません。
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特殊計測器について
サブマリーン式流量計
- Q1
- AVFM5.0型を実際にテストしてみたいのですが、注意事項はありますか?
①安定測定のためにセンサー設置場所の上流側は、水路幅の10倍以上の直線部分をご用意下さい。
②センサーの不感帯(デッドバンド)は25.4mmです。水位が不感帯以下に下がると測定できません。
③堰の近くでは流速が下がり液面が上昇するために使用できません。ご注意願います。
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- Q2
- 排水量が減少して水面が不感帯領域に入り、時々0㎥の表示になります。水は少量流れていますので、センサーを水路の底に埋めて不感帯を減らす事は可能でしょうか?
センサー前面から流速測定用のドップラー波を送受信していますので、センサーを埋めることはできません。
上流側の水路幅を狭めて液面を上昇させて下さい。
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- Q3
- AVFM5.0型のポータブルタイプはありますか?
STINGRAY2.0というポータブルタイプのセンサがございます。
4本のアルカリ乾電池で使用でき、130,000点記憶するデータロガーを搭載しています。
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非接触超音波式液体流量計
- Q1
- PF330型を実際にテストしてみたいのですが、取付場所に注意点はありますか?
配管の直線部分を探して下さい。
上流側に配管径の20倍以上、下流側に配管径の10倍以上が必要です。
バルブやエルボに近接していると泡と乱流が発生し測定不能になりますのでご注意下さい。
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- Q2
- DFM-5.1型をテストしてみたいのですが、水道水なのでゴミや泡はありません。使用可能でしょうか?
使用可能です。
水が配管内を流れる事で微細な気泡が発生します。清水でもドップラー方式で検出可能です。
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- Q3
- ドップラー方式でスイッチタイプはありますか?
DFS-5.1型フロースイッチがございます。
廃水、スラリー、研磨性液、化学薬品などの泡や固体を含んだ測定困難な液体にも使用可能です。
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超音波式汚泥界面計
- Q1
- ENV100P型(ポータブル型)を実際にテストしてみたいのですが、注意事項はありますか?
安定測定のために、不感帯(デッドバンド)は0.6m以上に設定して下さい。
水面近くの浮遊物からのノイズに有効です。水中から連続的に泡が発泡する測定物には使用出来ません。
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- Q2
- ENV100S型(据置型)の使用したいですが、センサーの固定方法を教えて下さい。
センサーの電線取出部分にNPT3/4のオネジがありますので、NPT3/4メネジのカップリングと、パイプを用意して頂き、接続したパイプを周囲の手すり等にU字ボルトなどで固定して下さい。
パイプは別途オプションとして、ご希望の長さで製作可能です。付属の標準ケーブルは10mになります。
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- Q3
- センサはどの程度の深さ、水中に沈めて設置すれば良いですか?
浮遊物を避けるため30cm程度水中に沈めてください。
水深が浅く、発信面が離液すると測定不能になります。センサーは最大水深1mまで沈めて設置する事が可能です。
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- Q4
- 数時間おきにセンサー発信面に泡が付いて空気層ができ測定不能になります。 何か対策はありますか?
オプションのクリーニングユニットをご使用下さい。
小型のコンプレッサーを内蔵していてコントローラーからの信号により、人工的に泡を発信面に吹き出すことで表面に付いた微細な泡を排除します。
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